27歳、不安はないけど自信もない
昨日は、4ヶ月に1回開催しているイベント「パワーアップカフェ」当日であり、27歳の誕生日でもありました。このイベントでは、2018年に入ってこのブログに書いてきたことを、初めて対面で多くの方(しかも初対面の方ばかり)に話す機会となりました。
そんな機会が誕生日当日であったということは、なんだかとても意味のあることに思えて、今までのいくつもの誕生日のことなどほとんど記憶にないけれど、今回のことはずっと覚えているんじゃないかなーと思った。
ある方に、「あなたの生き方は、孤独ではないのか、不安はないのか」と聞かれました。私は、孤独感はずっとあるけど、この選択に不安はない、と即答しました。
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2018年2月の私の本棚
2018年2月、私の脳内はいったいどんなことになってるのか―そんなことが垣間見える、最近借りた本&買った本。どうも、世界旅行と、多様な働き方、それに世界の未来みたいなものに、興味があるようですな笑
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ひとりである と知る ~映画『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』を見て
いまさらながら映画『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』を見た。
あの映画を見るときっと、親が死ぬときのことを、否が応でも考える。
自分の価値観や、軸みたいなものを築いた人間が、この世からいなくなる。たとえ兄弟がいても、どこか、ひとりぼっちになったような気分になるんじゃないかって、想像しきれない頭で想像してみたりする。ちょうど、『キッチン』(吉本ばなな著)のみかげちゃんのような気持ち。ひとりぼっちになったようで、悲しく、寂しいけれど、心が静かで、手放しで「自由なんだよ」と言われたような気持ち。何も持たず、宇宙に放り出されたような気持ち。
よくよく考えてみれば、親が存命であろうがなかろうが、人はひとりなんだった、と思い出す。すっかり忘れていた。何かが忘れさせてくれていたのか。
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世界を見たい、人間を知りたい
こんなツイートをした。
去年まで全く思わなかったことを、今年になって思うようになった。そのひとつが、海外に行きたい、ということ。私は、広くものが見えているような顔をして、本当は狭い世界にいたから、自分がどこへ向かいたいのか決めかねて本当に悩んでいる。だから世界を見たい。 #旅 #海外
— ブラックじゃないコーヒー (@Ms_HOPPY) 2018年2月6日
私は「未来に備えなきゃ」と思いすぎて、未来を全く気にかけないとしたらどうしたいかを考えることがヘタになっていた。
「正義」は、当たり前のごとく正しすぎて、それ以外の答えは許されないような息苦しさを感じるけれど、個々の人間にとって、大事なことがそれぞれ異なるのは当然のことだ。
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貯める?手放す? "未来"への備え方
大規模災害の発生や、北朝鮮の脅威などが騒がれると、何となく色んなものを集めて保管しておいた方がいいような気がしてくる。防災グッズしかり、食糧しかり、お金しかり。あればあるだけ安心(でも3日分?1週間分?1ヶ月分?いくらあっても完璧な安心はない)。
我が家にも、常にお米や調味料や保存のきく野菜や、ソーラーパネルやら蓄電器やら高性能マスクやらがある。車に入っている分以外のガソリンや薪などの燃料もある。
「何が起こるかわからない未来に備える」を前提として(全く備えないというのもアリなはずだ)、その備え方は、つい食料や燃料やグッズの備蓄にばかり目が向きがちだが(自治体単位などでは、もっともだと思うが)、「収入を最小限に、時間を最大限に暮らしたい」と思うようになってからは、「手放す」備えもあるのではないかと考えるようになった。
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映画『ムーンライト』を見て~過去とは断ち切れない地続きの「現在」
「ムーンライト」は、第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞などを受賞したことでも昨年もっとも話題になった映画のひとつだ。
上映時は全く知らなかったが、アカデミー賞受賞のニュースと、ツタヤに大きく張り出された、青い光に照らされた黒人の顔(ちなみに原案が「In Moonlight Black Boys Look Blue」というらしい)が印象的なポスターを見て気になっていたものを、やっと今日見終えた。
本作は、小学生?時代、高校時代、そして大人になってからの、3つの章に分かれている。貧しく治安の悪い街で、麻薬に溺れる母親のもとで育った気の弱いシャロンが、いじめや親友の裏切りを通して、分厚い鎧をまとった大人へと成長するものの、親友との再会を通して、自分のアイデンティティを見つめなおす…そんなストーリーだ。
子ども時代に忘れたくなるような経験をした人が大人になった時、過去をどう解釈しなおすのか、どう折り合いをつけて、大人として平気なフリで社会生活を営んでいくのか…ムーンライトで描かれたシャロンの孤独や苦しみ、そしてそれを忘れたくても背負って生きざるを得ない姿が、シャロンほどのつらい経験をしていなかったとしても、大人になった私たちにその普遍的なテーマを静かに突きつけてくる。
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