田んぼのおじゃま虫「アブ」と私の怠慢

我が家で今年から新しく使いだした田んぼ。十数年?何十年?使っていなかったので地力があるから、化学肥料を使った水田のように稲がグイグイ育って、血眼になって除草しなくても(除草剤使わないから手で除草する)量がとれるだろう、という田んぼ。 だから…

スズメバチの羽音

玄関の外に出た時にものすごく強烈な「ブブブブー!」という羽音が聞こえてきて、きょろきょろ見回したところ、玄関の横に設置してあったハチの罠に見事に大きなスズメバチがかかって暴れていました。 罠にかかってしまったスズメバチにはかわいそうだけど、…

バジルペースト大量生産

今年は30株ほど植えたバジルがたくさん枝分かれしてパクチーに負けないほどわさわさに育ったので、これを無駄にすまいと意気込んでバジルペーストを大量に作りました。 バジルって葉っぱをちぎってしまうとすぐ黒ずんでしまって長持ちしないので、株ごと大量…

季節の覚え書き(7月)

前回の記事にも関連することだけれど、私は観賞用の園芸というものにはとても疎くて、花壇を飾るような花の名前はあまり知らないし、きれいだとは思うけどなぜかあんまり親しみを持てない。見ていてホッコリしないというか。 でも野の花や木々ならいくらでも…

ミツバの花とゴボウの花

畑にいるときはたいてい手が汚れていて、ついつい写真を撮りそびれちゃうのだけど、今日はちゃんと記録しました(スマホのカメラだけど)。 じゃがいもの花とかトマトの花は見たことあっても、なかなかミツバの花やゴボウの花って見る機会ないんじゃないかな…

”あなたが守った街のどこかで” 宇多田ヒカル『桜流し』

青森に向かう夜中の新幹線の中で、私は、私の見えている世界を部分的に共有してくれている、数少ない友人に、メールを打った。自分の、その時の状況をかいつまんで。それは今年の冬のこと。 後から知ったのだけれど、その友人は、寝たきりになっていたおじい…

私の畑、2代目みつばちファーム

みつばちファームとは、母と弟たちが石垣島に行く前に我が家の敷地のはじっこでやっていた小さな畑のこと(私は高校で忙しかったり大学では女子寮に入ったりしていたから、何を植えていたか全然知らない。次に石垣に行ったら聞いてみよう)。 荒れ放題になっ…

トマト電車の車窓から

ちょくちょく気温が30℃前後になるようになった上川。ハウスでの作業は暑さとの戦いです。でも北海道のすばらしいところは湿気が少ないところ。開けられるところはすべて開け放ったハウスに通る風は、とても爽やかで暑さを冷ましてくれます。 ダラダラと汗を…

みどりの宝石

真っ赤に熟したトマトをルビーに例えたりすることもあるけれど、色づく前の青い実も、本当に美しいんです。お日さまを浴びて、赤く色づく日を夢見てつやつやと輝く青いトマト、ご覧あれ!(写真はフィルターなし・加工無しです) アライグマちゃん、お願いだ…

花壇のない家の花畑

みなさん、苗や種を買ってきて、マリーゴールドやらパンジーやら、色々と配置を考えてお庭をつくってますよね。 我が家では、お庭や花壇のあるほかのおうちのように、花を植えていません。 でも、うちは今、いろんな色のお花でいっぱいです。 みなさん、スー…

焼け野が原が見える

「焼け野が原」っていうのは、戦争や原爆投下で焼き尽くされて、生命が存在しえないほど傷ついた大地のことを言うのだろうけれど、きっと「希望が最後のひとつまで途絶えた世界」の比喩でもあって。 人によって「焼け野が原」が指す世界は違うだろう。 焼け…

書く理由

牛乳を配達して、帰ってきたら畑仕事をして、土まみれになってお風呂で洗い流して、晩ご飯を作って食べる。そんな流れの中でパソコンの前にゆっくり腰を落ち着ける気にならず、最近はあまり書けていなかったけれど。 でも私には大事な「書く理由」があること…

強く儚い私たち

TSUTAYAでたまたま最近出たCoccoの20周年ベストアルバムを見つけて、恥ずかしながらCoccoのもっとも有名だという「強く儚い者たち」をちゃんと聞いた。 なんて、なんて、身も蓋もないほど残酷で、美しくやさしい歌詞なんだろう。 私はこの曲を流しながら歌詞…

今年も大切な梅仕事

去年は北海道産の梅を、梅干しと、梅シロップと、梅酒にしました。 今年は、父のご縁で、徳島産の若干こぶりな無農薬の梅を購入して、加工しましたよ。 去年は初めて一人で漬けて、色々手間取ったけど今年は落ち着いてできました。 ↑水につけると細かな毛が…

ニンゲン以外はみな正直

この写真、わかりますか。 ハウスの天井から水滴が落ちる地面にだけ、雑草が芽生えています。 (横には放置された雑草やら、去年こぼれ落ちた種から芽生えたパクチーやら生えていますが) 植物は素直です。正直です。温度と水分、そして地上に芽吹くに足る位…

バジルの芽に卒倒寸前

6月になっても、生育の悪い作物や、突如食べたい!と思いたった野菜の種を撒いています(寒い北海道、いまだ朝は気温1ケタ…) 畑仕事のワクワクする瞬間のひとつが、間違いなく「発芽」です。 土を乾かさないように管理して、数日後にやっと芽が出た時の喜…

月の光、雨上がり

車に荷物を取りに外に出たら、草木の影が道に落ちていて 見上げれば満月が… ふと思い立って、車のステレオに刺していたUSBからドビュッシーの「月の光」を流した。ずっとこうしてみたいと思っていたことがふいに叶った。 冴え冴えとした白い光。 月の光は、…

初夏のうちのまわり

初夏…といっても低温と雨続きだけれど。 私が農作業できる日になるととたん雨が降る。雨女パワー健在。 雨の日の草木はいっそう香り濃く、緑も濃い。 うちのまわりの現在をお届けします。 ↓これは自生のミツバ(実はある方から苗を買ったのに定植した後にミ…

田んぼとクラシック

恩田陸の「蜜蜂と遠雷」、それから赤石路代の「あるとのあ」を読み直してから、クラシックのピアノの曲をいろいろ聴いているのだけど うちの畑、ことに田んぼは、なんてピアノが合うんでしょう 除草剤を使わないうちの田んぼでは、手押しの除草機と素手でひ…

星のような夢 星のような希望

3000キロ離れた所にいる弟たちのことをずっと考えていて 3年前もそうだったんだけど 自分がどうしたいのかもう一度考えている 今度は季節で、住む場所を変える日が来るかもしれない 冬の南の島でオクラでも栽培しながら 偶然会えるなんて日が来るかもしれな…

私を生かすもの

Chainsmokersの「Something Just Like This」を聞きながら 考えていた 仕事の帰り道 青い空の下 毎日 生き生きとした緑と、虫たちの声、刻々と変わる陽ざしに包まれ ミミズが住む土に触れ まるで自分の子どものように野菜たちの成長する姿を見つめる この生…

いつも思うのに

母さんには母さんの、家族の想い方があって 父さんには父さんの、家族の想い方があって じゃあ、姉ちゃんは、どうすればいいんだろう。 精一杯伝えているつもりだけれど、伝わっているかいつも不安で 3000キロも離れた場所ですることは どこへ飛んで行ったか…

たんぽぽの綿毛が舞う日

数日どんよりが続いた後の、久しぶりの青空の日。 気温が上がると、たんぽぽがいっせいに綿毛を飛ばしてた。 裏にある黒岩山に、雪が舞っているかのように見えた。 それから、クマさんに気を付けながら山のふもとまで段々畑を登った。 やっぱり美しい畑だな…

本当はね

本当はね 私はとても幸せなの 朝起きれば鳥の声が聞こえる 仕事に向かう元気な身体がある お昼に仕事から帰れば耕すべき畑がある 私が眠っている間にまた成長した作物たちが生き生きしている 太陽が山に隠れるのにあわせて仕事を終える また次の日が来るまで…

着々とぷち隠居

去年はこんな記事を書いていたけれど この計画は着々と進んでゆき… ぼやっとしていたイメージも、余計なものがそぎ落とされてシンプルになってゆき… これからのしばらくのテーマは、「生活=仕事(生活が仕事)」です。 CoCoDeと牛乳配達以外はなるべく外に…

女王蜂の命

昨日、ハウスに入ってきた女王蜂を殺した。 大きな女王蜂だった。 彼女を生かしておくとあっという間に巣を作られて繁殖してしまう!と、とっさにそこらへんにあった木の棒を使って潰した。 太い棒だったからうまく潰れず、女王蜂のお尻がヒクヒクとして、ま…

あなたに出逢えたことが私の終わり

私が見えている世界がどんなに真っ暗でも 同じ世界を見つめて 真っ暗だね、しんどいねって苦笑いしながら ともに歩いてくれる人がいたなら 私には眩しすぎるほどの光だっただろう 人と人は分かり合えないものだって 未来は明るくはないって 知っているあなた…

突哨山のカタクリとエゾエンゴサク

世界は光にあふれている。色にあふれている。 そんなことを思いながら写真を撮っていた。 夕陽を浴びる植物たちの美しいこと。

薄桃色と水色、一瞬の春

今日は学生合同文化祭のPRでFMりべーるに行く前後、カメラを持って買物公園と常盤公園を歩き回った。汗ばむほどの陽気。温度差のはげしい旭川では、春が来たと思ってほっとしていたら初夏になっていた、という感覚に陥る。春だねえと確認しあう間もなく、夏…

ドビュッシー『月の光』(ベルガマスク組曲)

ドビュッシーの「月の光」の、あのやさしいピアノ。冴え冴えと、ほのかに白い光の粒が降り注ぐような、あのひそやかなピアノ。私の家には、月も星もあるんだ。美しい山並みも、空も、畑も、小川も、さりげない野の花も。幸福そうに歌う小鳥たちもいるよ。 あ…

❝You are every song❞  宇多田ヒカル 『道』

宇多田ヒカルのアルバム「Fantome」に収録されている『道』が大好きだ。 CMにも使われた明るめの曲なのに、何度聞いても何度歌っても泣かずにはいられない。 私の心の中にあなたがいる いついかなるときも ひとりで歩いたつもりの道でも はじまりはあなただ…

うちのキツネ

薄闇に浮かび上がる大雪山とか、紫と橙がすばらしいグラデーションの夕焼けとか、そういう、その時にしか見られないものを写真に残すため(つまりこの2つは本当に素晴らしかったのにカメラ持ってなくて撮れなかった)、ようやく、カメラを車に積みっぱなし…

春の黄金

春は金色の光に満ちています。 (フキノトウ・つぼみ) (福寿草) (たんぽぽ) (やちぶき・エゾノリュウキンカ) (クロッカス) (キバナノアマナ)

希望を捨てきれない

いつ死んでも構わないけれど 今日も私の命に朝がきて おひさまがちょうどいい温度でそこにあり 大地は裂けたりせず 未だ戦火は頭上に降ってこない だから今日も生活をする ただ淡々と。

専門は栗の木です。

去年の早すぎる根雪で、家の周りの栗の木の枝がたくさん折れてしまいました。 天気悪いとちょっと不気味だし、何よりちぎれかけた太い枝が頭の上に落ちてきそうで怖いので、地上に落とせるものから落として、のこぎりで約40cmほどに切っていきます。そう、薪…

誕生日の君たちへ

私に、幸せになろうとする最後の勇気をくれた人がいた。私はその勇気を持って、この時代にできうる限りの夢を描いた。どんな逆境も困難も諍いも、その人と生きる未来を勝ち取るために乗り越えてみせると。その夢は潰えて、私には超えるべき山はなくなった。…

行者ニンニクの醤油漬けとチャーハン

■行者ニンニクをいただいた 近くに山菜取りに来ていた友人が、玄関先にとってきた行者ニンニクを置いて行ってくれた。まだ若く、シャッキシャキのぷりっぷりだ(その模様は撮り忘れ) 次の日は一日仕事で加工するひまがないと思い、農作業のあと大量の餃子を…

食べ物が流通しなくなったら?核爆弾が落とされたら?国がどうしてくれるかじゃなくてアナタはどうする

漠然とした不安を感じつつ、先送りにしていませんか、考えること。 まさか、現実に起きるわけない、とか アメリカに助けてもらえばいい、とか 憲法改正さえすればいい、とか 安倍さんが、自衛隊が、何とかしてくれる、とか ポテトチップスはなくなっても米や…

春の花々

家のまわりはこれから春の花の盛りだ。 最初に灰色の大地に鮮やかな黄緑色のフキノトウが顔を出すと、 キバナノアマナの葉がそこら中から出だして(黄色い可愛い花はもう少しで咲く)、 小さな池のふちにヤチブキ(エゾノリュウキンカ)がつぼみをつけ、 春…

やっぱり信じる以外に道はないのだと [映画紹介]

信じることで受ける傷。 疑うことで失うもの。 映画館に二度見に行って、今日はDVDで鑑賞。 どの人物が自分でもおかしくない。誰でもなり得る、誰もが通る。人との関わりの中で。 映画館で見てから、今日までの間に、「ただ自分がどう受け止めるか」で意味が…

たんぽぽの葉の天ぷら

春の山の幸は天ぷらが似合う。(と言ってみてやっぱり夏の野菜も似合うと一人うなずく) よもぎ、たらのめ、たんぽぽ、ふきのとう… 大学生くらいまで天ぷらにはお醤油だと思っていたけど、野菜のおいしさがグッとひきたつ調理法としての天ぷらを好きになって…

ふきみそ

雪がとけたところから次々とフキノトウが顔を出す季節…かわいい(≧∇≦)さっそく、ふきみそにしてみた。実は作るのははじめて。津別町の香り高い一味唐辛子と白ごま、みりん、みそなどを入れてごま油で炒めました。ほどよく苦くてピリ辛で素晴らしいごはんのお…

2番目の願い

1番目の願いが叶わないのなら… いつも一人でいるときに強く祈っている。 2番目の願い。 どうか健やかに生きて、幸せでいて。

春に聴く歌 笹川美和 『時』

こういう、ほがらかな陽ざしの季節。春でも秋でも、車で聴くUSBメモリに入れるプレイリストには、哀しい歌詞でも前向きな歌詞でも、やわらかな調子の邦楽を入れたくなる。 春は、はじまりの季節のようで、それまでの1年を、やさしく、時には残酷に、包み込ん…

トラクターの赤い入れ歯(差し歯?)

今日はトマトのハウスにロータリーが入るということで、トラクターが動き出す。 トラクターってカッコイいよね。去年のロータリーの歯がすり減っちゃって使えないということで、父がホームセンターで歯を買ってきて付け替えたのだけど、トラクターはもううん…

世界が滅んでリセットされる夢

今日は以前に見た夢の続きを見た(気がする) よくわからないけれど気が付けば見慣れない施設にいて、ハジメマシテの人たち(老若男女)がたくさんいて、よくわからないままに私はそこの人たちと仲良くなったり仲悪くなったりします。 その施設での生活がど…

撮る「自然」から感じる「自然」へ

福島原発事故があって、その1年後に大学を休学をし、両親は離婚して、母と弟たちが石垣島へ旅立ち、そして私は実家を出て旭川市内で一人暮らしをはじめ社会人になった。農園のある実家から比べれば「コンクリートジャングル」の旭川の街なかの便利な生活にす…

幸福への憧れ

当麻の実家に引っ越して、2階の2つの子ども部屋を整理していたら、古い古いオルゴールを発見した。 写真ではわかりづらいけど、ホコリまみれ。でもホコリをかぶっても、このオルゴールを見ると、うっとりと憧れるような気持ちになるのは子どものころと変わら…

今日の発見~亡き骸と芽吹き・トマトの風船

これからトマトや大豆を植えていくハウスのゴミ拾いをしていたら、去年の秋に植えたらすぐ冬が来てあまり大きくならなかった大根の場所に、新しい大根の葉っぱ。 一株引っこ抜いたら、ひょろひょろの白い大根がちゃんと育っていたよ。 それから人参を植えて…

トンネルの向こうへ

もしもし。 今日も一生懸命仕事をして、 仲間や上司と楽しく飲み、 新しい街へ期待を膨らませていますか。 あなたにとって未来は明るいですか。 さみしくはないですか。 どうかカッコつけないで。 本当に欲しいものを取りに行ってください。 あなたの名前が…