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石垣島の路線バスの運転手さんにカンゲキ☆

ずっとお店や景色のレポートばかりだなーと思って、ここでちょっと感動したことを。

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これは前々回石垣島に来たときのことなのですが、弟が20キロほど離れた市街地で陸上記録会があるというので、応援に行けない母の代わりにバスで見に行こうとしていました。

しかし朝たったの一本しかないバスが、休日は運休ということにあとから気付いたのです。

でも応援する家族が一人もいないというのはかわいそうだと、私は姉バカを発揮しました(笑)

ボロボロのママチャリで、アップダウンの激しくダンプが勢いよく通り過ぎる雑草だらけの道を、20キロ。

ジリジリと太陽に焼かれながら賢明に自転車をこいだ日の、帰りのことです(ここまでは余談です笑

同じ道のり、帰りはぜったい無理だからバスで帰ろうと、自転車を置いて、乗りそびれないように慎重に路線バスに乗りました。

バスにはほどほどお客さんが乗っていたのですが、ほとんど地元の高齢のおばあちゃん。

前のほうの席の人は運転手さんと話をして盛り上がったりしていて、よくしゃべる運転手さんなんだなーと珍しく思っていたら。

おばあちゃんへの運転手さんの問いかけの言葉が聞こえてきました。

「ばあちゃん、今日は○○病院じゃないのかい?」

私は目を丸くしました。聞かれたおばあちゃんが答えます。

「今日は足が痛いから△△病院なんじゃよ~」

それを聞いて運転手さんが安心したようにうなずきます。

「それならよかったわー。でもお大事にねー」

沖縄特有の語尾を延ばすのんびりとしたそのやり取りに、私は心が温かくなったのでした。

小さな島の路線バスの運転手さんは、よく乗るおばあの行き先を把握して、降りそびれないかと心配してくれたりするんですね。

もちろん私が出会った運転手さんがたまたまそうだっただけかもしれませんが、それでも、こういう会話が生まれる特有の島民性みたいなものに、感激したのでした。

さらにはこの運転手さん、私が乗り込んだときに、ふだん見ない客だと思ったらしく、

「どこで降りるのかな?」

と私にまで声をかけてくれたのでした。

乗客と停留所が限られているからこそ見られる光景でしたが、この島ではいつまでも運転手さんとお客さんの「見守り・見守られる」温かい関係が続けばいいなと思いました。