私が正社員になりたくない3つの理由
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最近いろんなところで言っていますが、私は「正社員」になりたくありません。
正社員。娘、息子がなってくれたら親がとても安心するあれです。
でも、正社員ってそんなにいいもの? 私にとってはデメリットのほうが多い気がします。
私が正社員になりたくない理由をあげてみたいと思います。
①「通勤」したくない
先日一週間にわたり、微熱が長引く風邪をひきました。
微熱の状態って、動けないわけじゃないんだけどダルくてけっこうつらいですよね。
そんなとき、職場で待ってる仕事を、自宅の机に積み上げてくれたらだるくてもやれるのにー!と思ったのです。
朝起きて、
朝食をとり、
お弁当を準備し、
身なりを整え、
化粧をすまし、
10分前に着くように早めに家を出て、
ゴミを捨てて、
職場へと歩いていく。
この作業をとばせるなら、どれだけ「働く」ということが気楽になるでしょう。「働く」こと自体に注力できるでしょう。
プロブロガーのイケダハヤトさんなんかはよく、「満員電車にまだ消耗してるの?」なんてことを書いてますが、これは公共交通機関が発達してない田舎でも程度は違えどおんなじ類だと思います。
リモートワークを取り入れている企業もIT関係の中では増えていますよね。
そういう企業が身近にあったなら正社員もいいかなと思いますが、地方ではそういう動きはまだまだ。
企業経営者の皆さん、社外では目が行き届かないとか、情報漏えいとかいろいろ心配もあると思いますが、人は信頼され期待されて誠実に動くものじゃないかと思います。
通勤者は非通勤者に比べて幸福度が低い、「自分の日々の活動に価値がある」と感じにくい、などのデータもあります。
可能な業務からリモートワークを許可していくことで社員の働きやすさが実現され、業績が上がることもあるのではないかなと思います。
②仕事を複数持ちたい
たった1つの仕事に生活のすべての糧を頼るのは、この変化の大きい時代には危険とも言えます。
倒産やリストラで、はたまた病気や事故で、その仕事を失ったら一貫の終わり。
翌月からいきなり収入がゼロになるのです。
今は小さな仕事を複数持つ、最低でも複業を一つ持つのが大事なリスクヘッジになると思います。
大手企業など、「複業」禁止とか言っといて会社がどうになかったらどうしてくれるの?ってかんじです。
行政の公的サービスもどんどん削られていく時代。特に私の世代なんか年金をいくらももらえないでしょう。定年退職後の優雅な年金暮らしなんて夢物語で、一生働くのが当たり前になるでしょう。
正社員というポジションが本当に安心なのか、今一度考え直す必要があると思います。
また、複数の自分を持つというのは、精神的にも健康ですよね。
ひとつの世界にこもらず、いつも新鮮な風をあびることができます。
③自分の1日のスケジュールをコントロールしたい
煮詰まったら息抜きがしたいし、お腹へってないのに無理やりお弁当食べたくないし、眠れない夜にふと良いアイディアが浮かんで仕事したくなることもある。
急にめったに会えない友人から連絡が来たら何が何でも会いたいし、家族に何かあったら駆けつけたい。
人として当たり前の感情や、自分の体のリズム、その時々の「気の向き方」を大事にしたいのです。
私はたぶん我慢強くなく、「自分自身がストレスを感じている」ということに敏感です。
会社勤めしていれば、その日出勤してから退勤するまでは会社のルールに従ってスケジュールが決まるのは当然のこと。でも私にはそれがストレスだったりします。甘いと言われるかもしれませんが、ストレスを感じるのは真実なのだから仕方がありません。
もちろんクライアントに指定された時刻に打合せをするなど、自分ではコントロールできない部分が出てくるのは当然ですが、「オフィス」をベースに働かないというのは、それだけでラクですし、移動の無駄も省けて効率がいいです。
たとえば打合せ場所のカフェでそのまま仕事を続けることもできるし、出先でそのままついでにプライベートの買物を済ませることもできるかもしれません。
プライベートと仕事の時間をきっちり分けるのではなく、もっと自然に、暮らしの中に仕事があるような、仕事の中に生活があるような、そんな働き方がしたいのです。
今は勤め先に通う時間を極力減らしつつ、在宅でできる仕事を増やす努力をしているところです。
まだまだ多く見ても在宅でできる仕事は全体の1割程度ですが、これを10にできれば最高です。
いかがでしたでしょうか。これは非常に個人的な感覚ですが、同じ願望を持つ人は増えてきているのではないかと思います。
何より疑問を投げかけたいのは、仕事やお金は、家族やプライベートを極端に犠牲にするほどのものか、ということです。
仕事を、何かを諦める要因にせず、もっと楽しんでやりたいですよね。
不安定さを楽しむ
私は子どもがほしいという願望が今のところないので、自分ひとりを食べさせられればいい。
そして年に1~2回、母と弟のいる石垣島など、ちょっと遠出できる旅費があればいいと思っています。
月々の固定費を算出しつつ、交際費や本代にいくら当てたい、いくらは貯金したいと目標を立て、固定費を削る努力をしたり節約の技を編み出すのはちょっとしたゲームみたいで楽しくもあります。
車は本当に必要かな?などと、今までの前提に疑問を投げかけるのも大事なことです。
車は本当に家賃並みの固定費で、毎月1度しかガソリン入れなかったとしても、税金や保険代を月々にならすと毎月3万程かかってることが分かり、本気で手放すことも考えています。もっとカーシェアが広がるといいな!
家も仕事もなく、トートバッグひとつで生活している坂爪圭吾さんの身軽さはほんとにうらやましい限りですが、私はわりと自分の家というプライベート空間が好きだし、キッチンを機能的に改造するのも楽しいので、そこまで切り捨てることはできないですが^ ^;
荷物をバックパック(約7キロ)からトートバック(約3キロ)ひとつにまとめてから、今までいったい何をカバンに詰めていたのかを思い出せない。現在の所持品は「iPhone&iPad」「バッテリー&各種充電器」「本」「着替え&手拭い&歯ブラシ」「財布&パスポート」以上!!
— 坂爪圭吾 3/16-19@京都-釜山 (@KeigoSakatsume) 2015, 2月 23
あ、ぜひ私の主催イベント、「LIFE!坂爪圭吾トークライブ」@旭川もよろしくお願いします!