初夏、母への手紙

やぁ、元気ですか?

今では母さんとすらLINE*ができるようになったけど、私が女子寮*の頃、「あなたは手紙を書くことを忘れなくてエライ!」と母さんに言われたことがあるので、たまには手紙を書きます(笑)キョリがあるからこそ、メールだけにならずに済んでいるのかも。

○○くん(弟の名)に本送ります。私は読んでないけど^ ^;
最近小説はあまり読まないけど、千早茜*という作家が好きで時々読みます。私はやっぱり、誰にでもありそうなリアルな現実を描いた作品が好きみたい。私はもう多分小説は書かないけど、畑の中で感じたことはブログに書いていきたいと思っています。父さんと母さんの道草閑談*みたいに。ブログ、ぜひ母さんにも○○・●●(双子の弟の名)にも読んでもらいたいな。

畑の中で、大村カズさんやタカヤさん*の音楽を聞いています。

♪知りたければ 風に聞いてごらん
 風は答えるでしょう 私はおまえ と
 難しいこと 何もないんだよ
 自分自身を愛すること

 吹く風もまた 私なり と
 心から歌える者になりたい
 あなたもまた 私なり と
 心から歌える者になりたい...

子どもの頃はただ音楽として楽しんでいただけだったけど、今は、畑の中で大村さんやタカヤさんの歌を聞くと、すっと体に、心に入って行くのです。

いや、逆かな。この曲たちを流しながら畑の中にいると、命が循環していく美しさとか、雑草のけなげさとか、人間の汚さとかが、身にしみます。

そして母さんも私と同じような年の頃、同じような自然との出会いがあり、学びがあり、反省や葛藤があったんじゃないかな…って、勝手に想像しています…。

最近よく、道草閑談を読みながら、母さんが北海道に来たばかりの頃や、初めて土仕事をはじめた頃のことを、想い描いたりしています。きっと時代はその頃よりもっと進んで、事態は絶望的だけど…私には、若い時代から自分の信じる方へと歩んできた父さんと母さんの道しるべがあるから、勇気を持って生きることができます。生まれてからずっと、私は父さんと母さんの子どもで、幸せです。きっと、弟たちも。

暑くて大変だと思うけど、体と心を大切に。またね!

20160622_letter.jpg 

*LINE・・・最近、必要に迫られて母も格安シム入りの格安スマホを持ちました。メール以上に気軽にメッセージ送れるけど、ケータイ嫌いの母には送りすぎないように、自制しています(笑)

*女子寮の頃・・・教育大時代、女子寮で暮らしていました。この頃から、母と手紙のやり取りするようになったかも…

*千早茜・・・今「からまる」という作品を読んでいます。感情の描き方が…とても繊細で、新鮮です。私に似たストーリーもあったりして、ドキッとします。


*道草閑談・・・私が生まれたばかりの頃、両親が書きだした家族の出来事や想いを綴ったA3両面の通信。このブログにも少しずつ掲載していきます。

*大村カズさん、タカヤさん・・・父が学生くらいの頃?出会ったアーティスト。テープに吹き込まれたものを、MP3に変換して、20年以上たった今も私と父は聞いています。もう北海道にはいらっしゃらないけど、今も各地で、歌詞の中の想いと変わらぬ生き方をされているようです。ギター、ピアノ、バイオリン、マンドリンと美しい歌声の曲たち…