なにかの、雑草の、芽。

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昨日、菜っ葉やらキュウリやらを植える予定のハウスの中で、桑を使って溝を作っていたら、土の中から、パラパラ、パラパラと、芽。

 

なにかの…雑草の…芽。

 

この小さいまだ弱々しい芽が、あと数か月したら私たちを悩ませる強靭で不死身の雑草になるのか…!と一瞬憎々しく思ったけど、やっぱりかわいい。

 

きっとまだ芽も出ないたくさんの小さな小さな種が、土の中でムズムズしていて、だんだん暖かくなってきた陽ざしに向けて顔を出したくなったり、でもやっぱりまだ寒くて寝ていたくなったりしてるんだろうな。人間みたいだな(でも私はポカポカ陽気の中でも寝ていたい…)

 

春は、土の中から突如現われた名も知らぬ雑草の芽や、雪解けのすき間から顔を出すフキノトウの黄緑色や、ヨモギの赤ちゃんのやわらかそうな葉に、いちいちハッとさせられる、そんな季節です。あ、今日は白鳥がたくさん田んぼの上で鳴いていたな。

 

自然の中にいることだけが、私の救いです。