やっぱり信じる以外に道はないのだと ~映画『怒り』

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信じることで受ける傷。

疑うことで失うもの。

 

映画館に二度見に行って、今日はDVDで鑑賞。

どの人物が自分でもおかしくない。誰でもなり得る、誰もが通る。人との関わりの中で。

 

映画館で見てから、今日までの間に、「ただ自分がどう受け止めるか」で意味が変わってくるできごとがあり(そんなことはきっと今までもこれからも無数にあるんだろうね)、映画館で見た時以上に、自分に問いかけ続ける、そんな鑑賞時間となった。

 

信じたい。信じられない。そんな想いを何百回と行き来する。

 

信じない方が楽かもしれない。怒りと、憎しみが、悲しい記憶をいつか忘れさせてくれるだろう。

信じる方が幸せかもしれない。一筋の希望だけを見て進んでいける。

 

何度繰り返しただろうか。

 

あなたの言葉を、信じなければ、そこで道は途絶えるだろう。いつかのきっと遠い遠い未来の、あなたへと続く道。

信じることが、信じることだけが、生きる道しるべを無くした私の最後の希望となり、目に見えないくらい細い糸だとしても、あの40号線の、同じうろこ雲の下にいたあなたへと繋げてくれるだろう。

 

信じて、最後に、裏切られたとしても、かまわない。あなたの出した答えへと続く道を、昼とも夜ともつかぬ道を、終わりの日まで歩いていく。

 

映画 『怒り』(2016)

 

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