専門は栗の木です。

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去年の早すぎる根雪で、家の周りの栗の木の枝がたくさん折れてしまいました。

 

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天気悪いとちょっと不気味だし、何よりちぎれかけた太い枝が頭の上に落ちてきそうで怖いので、地上に落とせるものから落として、のこぎりで約40cmほどに切っていきます。そう、薪づくりです。

 

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のこぎりで木を切るのって、何年ぶりだろう。記憶の中では、歯が切り口で引っかかってスムーズに切れなかったり、すぐ疲れてしまって、とにかくのこぎりは苦手という意識がありました。

でも不思議です。数年たった今、思い枝にどういう重力がかかっているのか、のこぎりをどう前後に動かしたらいいのか、まず頭でわかるのです。物理学とか拒絶反応を示すくらい苦手だと思ってたけど、日常的なことは、ちゃんと分かるようになっていたのかな。頭で想定する通りにそれを実践すれば、昔ほど切るのは難しくありませんでした。

 

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それどころか、筋力が足りなくて疲れはするけど、複雑にいろんな方向に伸びた枝を黙々と切り分けていくのはなんだか楽しい、と感じました。のこぎりで木を切るのが楽しいと思うなんて自分でもびっくり。疲れすら心地いいし、これでへっぽこな私の腕力や握力が少しでも向上すればなお嬉しい。

 

写真のように、まだこれっぽっちだけど、コツコツコツコツ、折れた枝を切り分けていって、薪の山をつくるのは達成感あるだろうな。なんといったって、大事な燃料になるわけだし。これぞ「仕事」だ!!

 

そういうことで、家で木を切る仕事をしています。専門は、栗の木です(笑)