星のような夢 星のような希望

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3000キロ離れた所にいる弟たちのことをずっと考えていて

3年前もそうだったんだけど

自分がどうしたいのかもう一度考えている

 

今度は季節で、住む場所を変える日が来るかもしれない

 

冬の南の島でオクラでも栽培しながら

偶然会えるなんて日が来るかもしれない、なんて妄想して、少し笑った

 

私の中にある希望は、私の中にある夢は、まるで星のようだ

かすかに瞬いて見えるけれど

もしかしたらそんなものは本当は、ありはしないのかもしれない

過去の輝きにすがり続けて、光っているように見えるだけなのかも

 

でも私は知っている 高校生の時から

例えば誰かと目が合ったとき、一瞬同じ記憶をたどったこととか

めったに会うことのなくなった親しかった人が、今も同じ街で息をしていることとか

二度と会うことのないかもしれない愛する人が、同じ月を見ているかもしれないこととか

 

そんなささやかでかすかな希望が人を生かし

明日の朝また目を覚ます勇気を与えるということ

 

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