田んぼのおじゃま虫「アブ」と私の怠慢

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我が家で今年から新しく使いだした田んぼ。十数年?何十年?使っていなかったので地力があるから、化学肥料を使った水田のように稲がグイグイ育って、血眼になって除草しなくても(除草剤使わないから手で除草する)量がとれるだろう、という田んぼ。

だからペーペーの私にも管理できるだろうってことで除草を任されてたのだけど、他のことをやってるうちに除草を怠って、田んぼの雑草の王者「稗(ひえ)」が稲を飛び越しておっきくなっちゃった。最近はそれがあまりに目に余るので私も腰痛と太ももの裏の筋肉痛に耐えつつ除草、除草…

 

まあ体が痛いのは仕方ないとして、嫌なのはしつこく寄ってくる「虻(アブ)」。ハエを大きくしたような姿(ハエ目という分類に納まる)で、大きいハチに似た羽音。体長は2cmくらい。

スズメバチが寄ってくると体の周りを何周も飛んで、(刺激しない限り)辛抱してるうちにいなくなるけど、アブの場合は血を吸うことが目的だから蚊のように寄ってきて、体にとまりたがる。そして服の上からでも刺す。蚊以上にチクッときて、蚊以上に腫れる。1週間くらいかゆい。

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↑アブ(Wikipediaより)

 

今日も(143cmの)私の腰あたりまで伸びた稲と稗の中に顔を突っ込んでひたすら除草していたのだけど、しょっちゅうアブが邪魔しに来るから、アブはもしや雑草を守りに来てるんじゃないかと…そう錯覚するほどに、水田の除草の邪魔をするのでした。

スズメバチが寄ってきたならジッとしてやり過ごすけど、アブが寄ってきたら、私の体にとまるのを見計らってバシッと叩く。叩かれた私の足もジンジンするほどに思いきり叩く。蚊のように簡単には死なないから。そして結局刺されても刺されなくても痛い…)

 

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↑水田にたくさん生える「コナギ」の花(初めて調べた)ちなみに調理の仕方によってはおいしいとか。

肉厚で観葉植物にしてもいいようなおしゃれな姿をしていますが、やっぱり稲が育つのには邪魔になるみたい。

この田んぼに地力があったにしても、私が除草怠らなければもっと収量上がるかもしれないよな~と反省。

こんなのんびりなこと言ってられるのも、専業農家じゃない挙句、父親に甘えてるからなんだよなあ、と反省する日々(-_-;)

来年はたとえ花が美しかろうとこんなに大きくなる前からちゃんと草取りします…。