夕暮れに聴きたい安室奈美恵

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私が安室奈美恵というアーティストに心をつかまれたのは2005年ころ。当時中学生で、Mステに出演していた安室ちゃんが「Body feels EXIT」と「GIRL TALK」のメドレーを歌っていた。私の家は私が中学生になる頃までほとんどテレビ無し生活をしていたので、安室奈美恵という名前は知っていても曲なんて全然知らなかった。だからその時は人気低迷期(というより再浮上しだした頃かな?)だったというのは後から知ったけど、私はその2曲と安室奈美恵というアーティストの、カッコよさとかわいさとおしゃれさに、心をわしづかみにされた。それから私は安室ちゃんのそれまでの曲をベストアルバムなどで知っていき、新しい曲がリリースされるのを心待ちにしていた。

 

安室ちゃんというと多くの人はデビューから数年の小室哲哉プロデュースソングや、「BEST FICTION」で2回目のブレイクを果たしたことを思い浮かべる人も多いかもしれないが、上に書いたように私はそのどちらでもない、中間の時期に安室ちゃんを好きになった。たぶん、安室ちゃんがすっかりR&Bや「Hip-Pop」という独自の路線に落ち着いたころ。

 

最初は「ALARM」や「WANT ME, WANT ME」、「DO ME MORE」など今ドキのR&Bソングに夢中だったけど、高校~大学生のころから、ラジオや当時付き合っていた人の影響で様々な洋楽をたくさん聞いてから、改めて安室ちゃんの初期の曲を聞くと、最初からメチャメチャかっこよかったことがわかる。特にファーストとセカンドアルバムはたまらない。かっこよくて、おしゃれで、洗練されていて、心地よくて、ティーンや20代の心情を軽やかに歌い上げている。特にシングルではない曲にグッとくるものが多い。

 

そんな安室ちゃんの曲は、昼間から夜に変わっていく、空がオレンジから濃紺に移っていく、そんな夕暮れの時間に似合うものがいろいろある。安室ちゃんのシングル曲やヒットソングしか知らない人は、ぜひ聞いてみてほしい…きっと気持ちよくドライブできます←

 

安室ちゃんの引退はほんとに残念。最後のアルバム「Finally」はベストアルバムだし、もうオリジナルアルバムで新曲が聞けないなんて…(最後のベストアルバムに新曲は収録されるみたいだけど)でも、世間にはまだまだ昔と変わらないパフォーマンスができる、と思われているのにもかかわらずこのタイミングで引退する、その考えに至った安室ちゃんのこれまでの人生、安室ちゃんの想い・考え方全てに、敬意を抱かずにはおれません。これからも安室ちゃんの楽曲は残り、聞き続けていけることが、これからも喜びです。引退後は穏やかに平和に幸福に、反省を暮らしてほしいナ…

 

以下、私の安室ちゃん夕暮れプレイリスト

 

KISS-AND-RIDE(「GENIUS」収録)

 →ほんとは夕暮れじゃなくて朝の曲だけどね(笑)

Rainy Dance(「SWEET 19 BLUES」収録)

 →失恋を軽やかに

i was a fool(「SWEET 19 BLUES」収録)

 →きゅんとくる10代のさみしさ

PRIVATE(「SWEET 19 BLUES」収録)

 →恋人とのプライベートタイムを歌った曲。ラップの楽しさ、かわいさ。

To-day(「Concentration 20」収録)

 →前奏がもう、悩殺もの

Let's Do The Motion(「SWEET 19 BLUES」収録)

 →「SWEET 19 BLUES」はこの曲で幕を開ける。

I'll Jump(「SWEET 19 BLUES」収録)

 →疾走感とコーラスがたまりません

NEXT TO YOU(「GENIUS」収録)

 →欧米のプロデューサーの作曲。このころの日本的には新しかったんじゃないかな。

Whisper(「Concentration 20」収録)

 →夕暮れというよりは夜ドライブかな。高速を駆け抜けたい感じ。

Me Love Peace !!(「Concentration 20」収録)

 →ちょっとファンタジックな曲だけど懐かしさを感じます

ASKING WAY(「GENIUS」収録)

 →優しく心地よいミディアムバラード