自分だけの「語る言葉」を持ちたい

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今年に入って、私が3つの仕事のうち2つをやめて、農作業や日々の生活に集中する時間を作ったり、冬になったら北海道を出て色んな土地で暮らしてみたいのは、一言で言うと、「語る言葉」を持ちたいからなんだと思う。

 

 

今まで、人並みの時間働き、人並みとはいかないけど満足のいく収入を得て、一般的な社会人と同じようなスケジュールで生活してきた。口やブログでは「こんな働き方をしたい」と言いながら、理想の働き方・生き方を実践し生き生きとそれについて語ったことがあっただろうか…

 

あるわけがない。私はずっと無難なところで、正しいと信じこんだ価値観の中で、平和にのんきに生きていたのだから。理想を少しだけかじって、満足したつもりでいた。

 

ブログを書こうとパソコンを開いても、何も書きたいことがない。当然だ。私は私の言葉を信用していない。少しも説得力を感じていない。

 

だから早く出ていきたい。私の目が、鼻が、耳が、手が、足が、いったいどんな世界をとらえるのか。どんな新しい価値観に触れるのか。それが美しいものでも、怖いものでも、醜いものでも、見てみたい。そして世界を語る言葉を少しずつ増やしたい。誰かの受け売りではなく、自分の体と心の底から湧き出た、「自分だけの言葉」を。