終わりのない悲しみを甘受し Darling 旅を続けよう 宇多田ヒカル『あなた』

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昨日テレビをつけたらNHKの『SONGS』で宇多田ヒカルを取り上げていて、

小田和正が楽曲『真夏の通り雨』の歌詞について言及していた。

「通り雨なのに降り止まないんだ」と。

 

それを聞いて、あれから1年以上、自分の世界に没頭せざるを得ない独りの車内で私を泣かせ続けたのは宇多田ヒカルの歌だったと改めて思いだす。

父親に悟られまいと涙を拭いて一息ついてから車を降りた。

 

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何度聞かれようと

変わらぬ答えを

聞かせてあげたい

 

なんと言われようと

あなたの行く末を

案じてやまない

 

終わりのない悲しみを甘受し

Darling 旅を続けよう

あなた以外帰る場所は

天上天下どこにもない

by 宇多田ヒカル『あなた』(『初恋』収録)

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あなたはまるで通り雨のように

まるで長雨の合間の一瞬の強い陽ざしのように

私に降り注いだけど

本当はいまだ降り止んでいない

それを甘んじて受け入れてくよ

私を傷つけ濡らし続ける

この雨雲が去ったら悲しいのは

私なんだから

 

追伸

アルバム『Fantōme』が出た時もヘッドフォンで聴き歌詞を追いながら楽曲『道』と『真夏の通り雨』で号泣した。

今度のアルバム『初恋』では『Play a love song』と『あなた』で号泣させられた。

なんでこんな歌詞が書けるんだろう。

あなたに言いたいことは宇多田ヒカルの歌詞の受け売りばかり。

「Can we play a love song?」

ここに私は一言足したい。

「Can we play a love song someday?」