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お昼ねしたい彫刻公園「アルテピアッツァ美唄」

アルテピアッツァ美唄

炭鉱×アートということでもうひとつ。

かつて炭鉱都市として栄えた美唄市にある、「アルテピアッツァ美唄」という野外彫刻公園に行ってきました。

「世界の安田侃」の大理石やブロンズの彫刻が、屋内外に自然と調和しながら展示されています。

ずばり目的はゴロ寝(笑)。

だって最高にきもちのいいところなんですよ。

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美唄の炭鉱の歴史を今につなぐ彫刻公園

この場所には、美唄市が石炭産業で隆盛を極めたころ、炭鉱住宅が立ち並んでいました。

当時1,250人の児童が通った栄小学校(閉校時は67人)の木造校舎は、屋内展示空間やアトリエ、イベントスペースとして活用されています(併設された幼稚園は継続して運営されています)。

どこか懐かしくあたたかみのある木造校舎。

磨き抜かれた床に横たわるぽてっとした大理石の彫刻は触れると石なのに柔らかく感じ、不思議な感じがします。

美唄出身の彫刻家・安田侃さんは、次代に翻弄された歴史を知らずに無邪気に遊ぶ幼稚園児を見て、子どもたちが心を広げられる広場をつくろうと考えたのだそうです。

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ゆるやかな丘と原っぱにじゅうぶんな間隔をおいて並ぶ白と黒のやさしい曲線の彫刻。

真っ白な大理石の上を流れる小川。

幼稚園にかよう子どもたちのはしゃぎ声。

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時間をかけてでも行きたい大切な空間

ベンチで美唄までの道のりで購入したパン屋さん(後述)のシフォンケーキをほおばり、丘に登ってあたたかな陽ざしをあびながら寝そべる…もう最高です。

今回は行きませんでしたが、森を見ながら一息つける「カフェ・アルテ」もあり、ケーキやコーヒーを楽しむこともできます。

日常を忘れて陽ざしと風と芝の緑にひたりに、あるいは日常の疲れをいやしに、旭川から2時間ほどかけてでもまた行きたい大切な場所です。

このすばらしい空間を守ってくれているNPO法人アルテピアッツァびばいのみなさんにも心から感謝です。

この彫刻公園アルテピアッツァも、美唄の歴史に価値を置き、地域の誇りを呼び覚ますすばらしいまちづくりですよね。

地域の誇りが伝わる美唄

ところで木陰のベンチでほおばったシフォンケーキは、国道12号沿いを美唄に入って少ししたら現れるすぎうらベーカリーさん(美唄市美唄1192-5)のものです。

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商品の半分ほどは美唄のお米の米粉を使った米粉パンで、米粉のバゲットはフライパンで軽くあたためるとモッチリととてもおいしかったです。

シフォンケーキは、ふんわりしっとりおいしくて、味もゆずレモンやキャラメル、オレンジなど10種類ほどあったと思います。

12号を通りかかったお客さんが次から次へと来るし、かなりどっさり買っていくので、レジが混むほどの人気ぶりでした。

最近はパン屋さんもどんどん道産小麦を使いだしてます。いいことですね。

アルテピアッツァから5分ほどのところにある温泉施設ゆーりん館にも行ってきました。

じゃらんのキャンペーンを利用して、温泉と鶏めし(美唄の郷土料理)蕎麦セットをあわせて1,000円で楽しんできました。

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地域の人たちがくつろぎにぎわうゆーりん館、炭鉱の歴史と現代をつなぐ役割を果たすアルテピアッツァ美唄

美唄の地域の誇りを感じた一日でした。