今年も大切な梅仕事

去年は北海道産の梅を、梅干しと、梅シロップと、梅酒にしました。

 

今年は、父のご縁で、徳島産の若干こぶりな無農薬の梅を購入して、加工しましたよ。

去年は初めて一人で漬けて、色々手間取ったけど今年は落ち着いてできました。

 

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↑水につけると細かな毛が水をはじいて銀色に光るのがきれい…

 

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↑塩は「カンホアの塩」というもの。まろやかなお塩です。

 

 

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↑あっという間に9キロ。最高30度予想の日で、午前中から室内も暑かった…

 

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↑残った梅はシロップと梅酒に。今年はこのビンが2つずつできました。

まだ去年つけたものが残っているので、今年のが漬かるのをのんびり待ちたいと思います…^ ^

 

 

ニンゲン以外はみな正直

 

この写真、わかりますか。

ハウスの天井から水滴が落ちる地面にだけ、雑草が芽生えています。

(横には放置された雑草やら、去年こぼれ落ちた種から芽生えたパクチーやら生えていますが)

 

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植物は素直です。正直です。温度と水分、そして地上に芽吹くに足る位置に種が埋まっていれば、おのずと発芽してくれます。これはとても象徴的な図である気がします。

 

ということで、人の手で水やりが難しい路地の畑は、翌日雨が降るとあれば色々種を撒きます。自然の水やり、恵みの雨、ありがたや(でももう寒いのは勘弁。6月ですよ、夏至ですよ)

 

この雑草のように生き物らしく正直になれたらいいのにね

バジルの芽に卒倒寸前

 

6月になっても、生育の悪い作物や、突如食べたい!と思いたった野菜の種を撒いています(寒い北海道、いまだ朝は気温1ケタ…)

 

畑仕事のワクワクする瞬間のひとつが、間違いなく「発芽」です。

土を乾かさないように管理して、数日後にやっと芽が出た時の喜びと、その姿の愛らしさと言ったら…

 

なかでも、なぜかバジルの芽はかわいすぎて身もだえするレベルです。

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なんでしょう、このちまっとした緑の羽根のような芽。なんだか、このままパタパタ羽ばたいてお空に飛んでゆきそう…。

もし、この芽に人格があったなら、私はそのかわいさゆえになすすべもなくひれ伏すでしょう。「乾いてきたから水をよこせ」だの「寒いから暖かくしろ」だの言われたら「ははーっ!」手をついてお言葉に従います。何言ってんだ私。

 

バジルの芽とイヌネコの赤ちゃんとつるっとした頭の弟には弱い私です。

(ちなみに青シソの芽もバジルに似てかわいいです)

月の光、雨上がり

 

車に荷物を取りに外に出たら、草木の影が道に落ちていて

見上げれば満月が…

 

ふと思い立って、車のステレオに刺していたUSBからドビュッシーの「月の光」を流した。ずっとこうしてみたいと思っていたことがふいに叶った。

 

冴え冴えとした白い光。

月の光は、何物にも執着しない、さらっとした光だと思う。

熱くも冷たくもない。

厳しくも優しくもなく、すべての人をささやかに照らしてくれる。

 

夜空の半分以上を、ざっくりとしたうろこ雲のような雲が覆っていた。大雨を降らした雨雲が去っていくところなのだ。そのうろこの間から、星々までが垣間見えている。

 

草木の葉の先についた雨粒が、月の明かりに光っている。

湿度が高まって、昼間以上に緑の匂いが濃い。

 

月の光、明るくも暗くもないピアノ、雨の匂い、緑の匂い。

時に鳥の羽音。

 

今日もここは美しい夜だ。

 

同じ月の下にいるあなたへ。おやすみなさい。

 

初夏のうちのまわり

初夏…といっても低温と雨続きだけれど。

私が農作業できる日になるととたん雨が降る。雨女パワー健在。

 

雨の日の草木はいっそう香り濃く、緑も濃い。

うちのまわりの現在をお届けします。

 

↓これは自生のミツバ(実はある方から苗を買ったのに定植した後にミツバの群生地を見つけたのはナイショ…でもそちらも私の秘密基地ですくすくと育ってます☆

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↓自生のミント。バニラアイスとかに乗せてミントも食べるのが好き。

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↓田んぼに上る道。栗の木やホオの木の下に茂る葉っぱはほとんど木の赤ちゃん。周りの中くらいの木だって、20年前引っ越してきたときには赤ちゃんだったんだろうな。木の成長って意外と早い。

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↓すももの実の赤ちゃん。去年豊作だったから今年はどうかな。でもこのすももで作ったシロップはピンク色で本当においしいのです。

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↓桑の実。少し赤くなってきた。早いなあ。今年は虫(あとクマ)を恐れずたくさんとってジャムかお酒にする!

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↓赤みを帯びた小さな実はクルミ。めんどうだから、野生のクルミをとって食べることはほとんどないのだけどね。クルミは何というか、枝も葉のつき方も実のつき方もくっきりしてるよね。

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↓これ、エゾニュウ…かと思ったらちがった、オオハナウドでした。せり科。アリも大好きいい香り。ちなみにこの赤いアリはめちゃ狂暴。すぐにかみつきます。ハウスでたくさん巣を作っています。

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↓最後にサツマイモの芽。五郎島金時というイモをスーパーで買ってきて、土に埋めて水をやりながらずっとハウスに置いていたら元気な葉がにょきにょき出てきました。もう少しつるが伸びたら、路地に定植。朝晩寒くてなかなかなね~でも鹿児島から取り寄せたサツマイモの苗はすでに路地に定植していますが、この寒さを乗り切れるかな~秋に美味しいイモが取れたら、干しイモにするのだ!以上、近況でした

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田んぼとクラシック

 

恩田陸の「蜜蜂と遠雷」、それから赤石路代の「あるとのあ」を読み直してから、クラシックのピアノの曲をいろいろ聴いているのだけど

 

うちの畑、ことに田んぼは、なんてピアノが合うんでしょう

 

除草剤を使わないうちの田んぼでは、手押しの除草機と素手でひたすら雑草をとる。

今年田んぼとして新しく使い始めたところは、森のすぐ手前なので夕方になると部分的に木の陰になるけれど、木漏れ日を受けた田んぼがまたとても美しい。

ショパンバラード2番とか、ドビュッシの月の光を聞きながら除草機を押す時間は、かなり好きだ。

 

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星のような夢 星のような希望

 

3000キロ離れた所にいる弟たちのことをずっと考えていて

3年前もそうだったんだけど

自分がどうしたいのかもう一度考えている

 

今度は季節で、住む場所を変える日が来るかもしれない

 

冬の南の島でオクラでも栽培しながら

偶然会えるなんて日が来るかもしれない、なんて妄想して、少し笑った

 

私の中にある希望は、私の中にある夢は、まるで星のようだ

かすかに瞬いて見えるけれど

もしかしたらそんなものは本当は、ありはしないのかもしれない

過去の輝きにすがり続けて、光っているように見えるだけなのかも

 

でも私は知っている 高校生の時から

例えば誰かと目が合ったとき、一瞬同じ記憶をたどったこととか

めったに会うことのなくなった親しかった人が、今も同じ街で息をしていることとか

二度と会うことのないかもしれない愛する人が、同じ月を見ているかもしれないこととか

 

そんなささやかでかすかな希望が人を生かし

明日の朝また目を覚ます勇気を与えるということ

 

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