つぶやき・エッセイ

お誕生日おめでとう

あなたがお祝いしてくれたから、私もずっと言いたいと思っていたの お誕生日おめでとう あの寒くも清々しい晴れの雪の日から、もう半年もたつけれど 1日もあなたのことを思い出さない日はないということ 美しいものを見たらあなたにも見せたいと思うこと 夜…

田んぼのお花畑とお気楽な百姓の話

この写真はちょっと、専業農家の人が見たら笑っちゃうよね。 田んぼの一部が、こんなに雑草に覆われ、鮮やかなまでに花を咲かせている図なんて(だいたい、オモダカとコナギ)。 私も通りかかるたび、ついクスッと笑ってしまう。それは雑草を退治しきれなか…

8月、秋の空

北海道はお盆を過ぎると秋、というのは本当で。 でも今年は8月頭から秋の空なんだなあ。 この連休とお盆、最高気温が20度ちょっとで、畑仕事はしやすいけれど、30度前後をずっと体感していた体には、さすがに寒く…フリースなどきながらトマトのへた取りをや…

「NO」の向こうの「YES」

最所あさみさんのnote note.mu を読んだ。 「妻への家路」という中国映画(あらすじ:文化大革命が終結し、20年ぶりに解放された夫が喜び勇んで家に帰ってみると、最愛の妻は心労のために夫の記憶だけを失っていたー)について書かれたコラムだ。 私はこの映…

”会話”

蒸し暑い日々が落ち着いて、北海道らしいカラッとした暑さになってきた。午前中に田んぼに入って、疲れ果ててリビングのソファに寝っ転がる。網戸の向こうで、木々の葉がさやさやと音を立てると同時に、涼しい風が入ってくる。――あの木はなんていう木?頭の…

田んぼのおじゃま虫「アブ」と私の怠慢

我が家で今年から新しく使いだした田んぼ。十数年?何十年?使っていなかったので地力があるから、化学肥料を使った水田のように稲がグイグイ育って、血眼になって除草しなくても(除草剤使わないから手で除草する)量がとれるだろう、という田んぼ。 だから…

スズメバチの羽音

玄関の外に出た時にものすごく強烈な「ブブブブー!」という羽音が聞こえてきて、きょろきょろ見回したところ、玄関の横に設置してあったハチの罠に見事に大きなスズメバチがかかって暴れていました。 罠にかかってしまったスズメバチにはかわいそうだけど、…

”あなたが守った街のどこかで” 宇多田ヒカル『桜流し』

青森に向かう夜中の新幹線の中で、私は、私の見えている世界を部分的に共有してくれている、数少ない友人に、メールを打った。自分の、その時の状況をかいつまんで。それは今年の冬のこと。 後から知ったのだけれど、その友人は、寝たきりになっていたおじい…

書く理由

牛乳を配達して、帰ってきたら畑仕事をして、土まみれになってお風呂で洗い流して、晩ご飯を作って食べる。そんな流れの中でパソコンの前にゆっくり腰を落ち着ける気にならず、最近はあまり書けていなかったけれど。 でも私には大事な「書く理由」があること…

月の光、雨上がり

車に荷物を取りに外に出たら、草木の影が道に落ちていて 見上げれば満月が… ふと思い立って、車のステレオに刺していたUSBからドビュッシーの「月の光」を流した。ずっとこうしてみたいと思っていたことがふいに叶った。 冴え冴えとした白い光。 月の光は、…

田んぼとクラシック

恩田陸の「蜜蜂と遠雷」、それから赤石路代の「あるとのあ」を読み直してから、クラシックのピアノの曲をいろいろ聴いているのだけど うちの畑、ことに田んぼは、なんてピアノが合うんでしょう 除草剤を使わないうちの田んぼでは、手押しの除草機と素手でひ…

星のような夢 星のような希望

3000キロ離れた所にいる弟たちのことをずっと考えていて 3年前もそうだったんだけど 自分がどうしたいのかもう一度考えている 今度は季節で、住む場所を変える日が来るかもしれない 冬の南の島でオクラでも栽培しながら 偶然会えるなんて日が来るかもしれな…

私を生かすもの

Chainsmokersの「Something Just Like This」を聞きながら 考えていた 仕事の帰り道 青い空の下 毎日 生き生きとした緑と、虫たちの声、刻々と変わる陽ざしに包まれ ミミズが住む土に触れ まるで自分の子どものように野菜たちの成長する姿を見つめる この生…

いつも思うのに

母さんには母さんの、家族の想い方があって 父さんには父さんの、家族の想い方があって じゃあ、姉ちゃんは、どうすればいいんだろう。 精一杯伝えているつもりだけれど、伝わっているかいつも不安で 3000キロも離れた場所ですることは どこへ飛んで行ったか…

たんぽぽの綿毛が舞う日

数日どんよりが続いた後の、久しぶりの青空の日。 気温が上がると、たんぽぽがいっせいに綿毛を飛ばしてた。 裏にある黒岩山に、雪が舞っているかのように見えた。 それから、クマさんに気を付けながら山のふもとまで段々畑を登った。 やっぱり美しい畑だな…

本当はね

本当はね 私はとても幸せなの 朝起きれば鳥の声が聞こえる 仕事に向かう元気な身体がある お昼に仕事から帰れば耕すべき畑がある 私が眠っている間にまた成長した作物たちが生き生きしている 太陽が山に隠れるのにあわせて仕事を終える また次の日が来るまで…

着々とぷち隠居

去年はこんな記事を書いていたけれど この計画は着々と進んでゆき… ぼやっとしていたイメージも、余計なものがそぎ落とされてシンプルになってゆき… これからのしばらくのテーマは、「生活=仕事(生活が仕事)」です。 CoCoDeと牛乳配達以外はなるべく外に…

女王蜂の命

昨日、ハウスに入ってきた女王蜂を殺した。 大きな女王蜂だった。 彼女を生かしておくとあっという間に巣を作られて繁殖してしまう!と、とっさにそこらへんにあった木の棒を使って潰した。 太い棒だったからうまく潰れず、女王蜂のお尻がヒクヒクとして、ま…

あなたに出逢えたことが私の終わり

私が見えている世界がどんなに真っ暗でも 同じ世界を見つめて 真っ暗だね、しんどいねって苦笑いしながら ともに歩いてくれる人がいたなら 私には眩しすぎるほどの光だっただろう 人と人は分かり合えないものだって 未来は明るくはないって 知っているあなた…

突哨山のカタクリとエゾエンゴサク

世界は光にあふれている。色にあふれている。 そんなことを思いながら写真を撮っていた。 夕陽を浴びる植物たちの美しいこと。

薄桃色と水色、一瞬の春

今日は学生合同文化祭のPRでFMりべーるに行く前後、カメラを持って買物公園と常盤公園を歩き回った。汗ばむほどの陽気。温度差のはげしい旭川では、春が来たと思ってほっとしていたら初夏になっていた、という感覚に陥る。春だねえと確認しあう間もなく、夏…

ドビュッシー『月の光』(ベルガマスク組曲)

ドビュッシーの「月の光」の、あのやさしいピアノ。冴え冴えと、ほのかに白い光の粒が降り注ぐような、あのひそやかなピアノ。私の家には、月も星もあるんだ。美しい山並みも、空も、畑も、小川も、さりげない野の花も。幸福そうに歌う小鳥たちもいるよ。 あ…

うちのキツネ

薄闇に浮かび上がる大雪山とか、紫と橙がすばらしいグラデーションの夕焼けとか、そういう、その時にしか見られないものを写真に残すため(つまりこの2つは本当に素晴らしかったのにカメラ持ってなくて撮れなかった)、ようやく、カメラを車に積みっぱなし…

春の黄金

春は金色の光に満ちています。 (フキノトウ・つぼみ) (福寿草) (たんぽぽ) (やちぶき・エゾノリュウキンカ) (クロッカス) (キバナノアマナ)

希望を捨てきれない

いつ死んでも構わないけれど 今日も私の命に朝がきて おひさまがちょうどいい温度でそこにあり 大地は裂けたりせず 未だ戦火は頭上に降ってこない だから今日も生活をする ただ淡々と。

専門は栗の木です。

去年の早すぎる根雪で、家の周りの栗の木の枝がたくさん折れてしまいました。 天気悪いとちょっと不気味だし、何よりちぎれかけた太い枝が頭の上に落ちてきそうで怖いので、地上に落とせるものから落として、のこぎりで約40cmほどに切っていきます。そう、薪…

誕生日の君たちへ

私に、幸せになろうとする最後の勇気をくれた人がいた。私はその勇気を持って、この時代にできうる限りの夢を描いた。どんな逆境も困難も諍いも、その人と生きる未来を勝ち取るために乗り越えてみせると。その夢は潰えて、私には超えるべき山はなくなった。…

食べ物が流通しなくなったら?核爆弾が落とされたら?国がどうしてくれるかじゃなくてアナタはどうする

漠然とした不安を感じつつ、先送りにしていませんか、考えること。 まさか、現実に起きるわけない、とか アメリカに助けてもらえばいい、とか 憲法改正さえすればいい、とか 安倍さんが、自衛隊が、何とかしてくれる、とか ポテトチップスはなくなっても米や…

春の花々

家のまわりはこれから春の花の盛りだ。 最初に灰色の大地に鮮やかな黄緑色のフキノトウが顔を出すと、 キバナノアマナの葉がそこら中から出だして(黄色い可愛い花はもう少しで咲く)、 小さな池のふちにヤチブキ(エゾノリュウキンカ)がつぼみをつけ、 春…

やっぱり信じる以外に道はないのだと [映画紹介]

信じることで受ける傷。 疑うことで失うもの。 映画館に二度見に行って、今日はDVDで鑑賞。 どの人物が自分でもおかしくない。誰でもなり得る、誰もが通る。人との関わりの中で。 映画館で見てから、今日までの間に、「ただ自分がどう受け止めるか」で意味が…

2番目の願い

1番目の願いが叶わないのなら… いつも一人でいるときに強く祈っている。 2番目の願い。 どうか健やかに生きて、幸せでいて。

春に聴く歌 笹川美和 『時』

こういう、ほがらかな陽ざしの季節。春でも秋でも、車で聴くUSBメモリに入れるプレイリストには、哀しい歌詞でも前向きな歌詞でも、やわらかな調子の邦楽を入れたくなる。 春は、はじまりの季節のようで、それまでの1年を、やさしく、時には残酷に、包み込ん…

トラクターの赤い入れ歯(差し歯?)

今日はトマトのハウスにロータリーが入るということで、トラクターが動き出す。 トラクターってカッコイいよね。去年のロータリーの歯がすり減っちゃって使えないということで、父がホームセンターで歯を買ってきて付け替えたのだけど、トラクターはもううん…

世界が滅んでリセットされる夢

今日は以前に見た夢の続きを見た(気がする) よくわからないけれど気が付けば見慣れない施設にいて、ハジメマシテの人たち(老若男女)がたくさんいて、よくわからないままに私はそこの人たちと仲良くなったり仲悪くなったりします。 その施設での生活がど…

撮る「自然」から感じる「自然」へ

福島原発事故があって、その1年後に大学を休学をし、両親は離婚して、母と弟たちが石垣島へ旅立ち、そして私は実家を出て旭川市内で一人暮らしをはじめ社会人になった。農園のある実家から比べれば「コンクリートジャングル」の旭川の街なかの便利な生活にす…

幸福への憧れ

当麻の実家に引っ越して、2階の2つの子ども部屋を整理していたら、古い古いオルゴールを発見した。 写真ではわかりづらいけど、ホコリまみれ。でもホコリをかぶっても、このオルゴールを見ると、うっとりと憧れるような気持ちになるのは子どものころと変わら…

トンネルの向こうへ

もしもし。 今日も一生懸命仕事をして、 仲間や上司と楽しく飲み、 新しい街へ期待を膨らませていますか。 あなたにとって未来は明るいですか。 さみしくはないですか。 どうかカッコつけないで。 本当に欲しいものを取りに行ってください。 あなたの名前が…

立ちながらブログを書く

最近は、つぶやき的な記事は、思い立ったらぱっとパソコンを開いて立ったまま書くことが多い。 ひとつの記事を書くために熟考しない。そのとき噴き出した感情のままに書く。時にはボロボロ泣きながら書くこともある。 たぶん時間をかけて慎重に書けば書くほ…

なにかの、雑草の、芽。

昨日、菜っ葉やらキュウリやらを植える予定のハウスの中で、桑を使って溝を作っていたら、土の中から、パラパラ、パラパラと、芽。 なにかの…雑草の…芽。 この小さいまだ弱々しい芽が、あと数か月したら私たちを悩ませる強靭で不死身の雑草になるのか…!と一…

安全じゃなくて安心がほしいんでしょ

やれ放射能汚染だ、やれ水質汚染だ、PM2.5だ、と私たちの国は、世界は汚染だらけ。 福島第一原発事故による食品や土壌汚染の実態と、過去の貴重な教訓であるチェルノブイリ原発事故の30年後を知れば、日本人の数年後、数十年後がどうなっているかは明らかだ…

26歳の加速

高校生の頃、先生たちが言っていた「5年も10年もあっという間だ」という感覚は、自分にはまだ何十年も訪れなくて、時はゆったりと流れ、つらいことはあっても、毎日が豊かな起伏に彩られて進んでゆくと思っていた。 まだ26じゃないの、という突っ込みは無…

春は白いキャンバス

日本のこのかなり北の方に位置する旭川にも、春がきた。 もう、春を感じない人はいないだろう。 一足先に夏に向かおうとしている石垣島から帰ってきたら、帯広に住む友人から「おかえり」と連絡がきた。 そして、 「春が来たらまた連絡するね」と。 彼はこの…

永遠に会えないのは死んでしまうこととなにが違うのでしょう [映画紹介]

出せない手紙を、 あるいは読み手のいない手紙を、 今日も頭の中で綴る。 伝えたいこと、 聞いてほしいこと。 言葉ばかりが降り積もり続け、 あふれるたび吐きそうになる。 誕生日のちょっと前の、あの日から光が途切れた。 呑み込むしかない言葉たちを、 抱…

前髪切ったら、帰りつつある私。

少し前の話だけど前髪を切った。前髪は数年前から横と同じだけ伸ばしていて、だいたいいつもパーマをかけていて、それはとても楽だったし、大人っぽく見えるから気に入っていたのだけど(小さいころから3~5歳は下に見られ続けてきたので)たまたま中途半端…

弟(石垣在住)の就職に思うこと

いつも家族のことばかりだから、どうしようかと思ったけど、 やっぱりこのよろこびは書き留めておきたいと思った。 石垣島にいる弟ツインズの、農林高校に通う兄の方が、地元のコープに就職が内定したと、ラインで連絡をよこしてきた。 弟「コープおきなわ …

畑の妄想が止まらない

当麻の父の畑も店じまい。なかなかいろいろな仕事が重なって行けなかったけれども、いつもより冬が早いものだから片付けも大変みたいだった。 私はといえば長い冬におびえながらも、図書館で「野菜の育て方」的な本をめくってはニヤニヤしてみたりする。 も…

冬はラジオ

私の愛車ノアのステレオからは本当にいろんな音楽が流れる。洋楽、邦楽。映画やドラマのサウンドトラック。インストゥルメンタル。玉置浩二、桑田佳祐、今井美樹、松任谷由実、井上陽水、浜崎あゆみ、安室奈美恵、globe、宇多田ヒカル、加藤ミリヤ、安藤裕子…

夏の終わりの絵、夏の終わりの想い出

もう夏も終わりです。 強いコントラストの「絵」を、目に焼き付ける夏。 今年は畑の中にいる時間が比較的長かったので、どんな順番で植物や生き物の生態が移ろっていくのかをじっくり味わえたような気がします。 これはこの夏いちばんお気に入りの写真。 空…

やっと出会えた、すずらんの香水 @ファーム富田

とある平日、シェアハウスの同居人さんと、美瑛・富良野ドライブに行ったんです。 ちょっとお天気は悪かったけど、シーズンに一度は来たくなる美瑛・富良野。 旭川から片道一時間ほどなので思い立ったら行ける場所です。 シーズンなのでレンタカーと観光バス…

南瓜の海、栗の海

実家の畑、田んぼへ登っていく道はこんな感じで、 頭上を覆いつくす栗の枝。 ほんとうに立派な木です。 真下から見るとこんな感じ↓ 時にセミがしがみついて懸命に泣き、 時にエゾリスが走り抜け、 秋には豊かな実りがあります。 むせかえるくらいの緑の中に…