憧れの人がいる、ありがたみ
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憧れの人。
という言葉を聞いて、思い浮かぶ人がいますか?
(とても久しぶりの投稿ですがさらっとはじめます)
身近に思い浮かぶ私は、幸せだなあと思います。
いえ、ただの幸せあぴーるをしたいわけではなくて。
憧れの人といっても、恋って意味ではないですよ。
この人には頭が上がらない。この人みたいになりたい。この人を見ていると自分が恥ずかしくなる。怠けてた気持ちも奮い立ってくる。いてもたってもいられなくなって、行動しなきゃと思う。ポジティブに歩き出せる。
私をそんな気持ちにさせてくれるのが、「憧れの人」です。
何度も書いていますが、私には場所を選ばずに働ける仕事をしたい、という目標があります。
「こういう分野で働きたい」「これがしたい」ではなく、勤務形態の話です。
場所を選ばずに、というのは、決まったデスク・PCで仕事をしなければならない、とか、お店の店番をする、とか、そういうことが必要のない仕事、です。
4年近く前に家族の半分が日本の端っこ・石垣島に移住し、心配事がある時にも簡単にすぐにはそばに行けない、そんなジレンマを感じるようになってから、どんどんそう思うようになりました。
それと同時に、大学を休学して、社会に出てみると、何やら職場に通ったり、あるいは自分のお店の店番をする、という働き方以外に、世の中には
・就業開始時刻も終了時刻も決まっておらず(自分で決めることができて)、
・1日中動き回り、
・いろんな人に会い、
・時に仕事しているのか遊んでいるのか(時にボランティア活動ってこともある)わからない
働き方をしている人がいるということを知ったのです。
(そういう働き方って別に珍しいわけではないんですが、「学校」で「就職」を考えるときにはわからないんですよ)
もちろん広い世界を見渡せばそんな働き方をしている人はごまんといます。
けれど身近に、そういう人の、働く姿を見れること、話す言葉を聞けるというのは、なんてありがたいことでしょう。
私の目標を、体現している人。いえ、私の目標を小さくすら感じさせる、より高いところにいる人。
たくさんの人と関わりながら、たくさんの人の役に立ちながら、誰もやったことのない仕事、誰かが求めていた仕事を、果たし続けている人。
私は、決してその人と同じ分野で働きたいと思っているわけではありません。
けれどその人の背中を見ていると、仕事への向き合い方が見えてきます。
半端ない向上心や、役割を果たし期待に応えなければならないという強い責任感が見えてきます。
その人の背中を見ているだけで、「やるぞ!」って、燃えてくるのです。
その人は、家族を守らなければならない責任も、事業を成功させなければならないことのプレッシャーも、そのとてつもない重圧を、たった一人で背負っているでしょう。
その人の背中を追いかけながら、その人が見ているもの、感じていることを少しでも盗み見たい、と思います。
「憧れの人」の存在だけで、怠けそうになるダメな自分を叱咤し、駆り立てることができるのです。
この人がいなければ、私はもっとダメ人間になっていただろうと思います。
「尊敬できる大人がいない」という人がいます。
ほんとに周りの人を知っていますか?
言葉を交わしていますか?
どんな思いで仕事をしているか知っていますか?
知れば知るほどに、たとえどんな仕事でも、その人の仕事への向き合い方、学び方、その人の人生そのものから、学べることはたくさんあります。
「学ぶ」は「真似ぶ」。
自分の目標点に近い人はきっと近くにいます。
「憧れの人」の存在は、目標に向かって駆り立ててくれると同時に、自省を促してくれもします。
自分がより高みへ行くために欠かせない、効果的なサプリのようなもの。
ぜひあなたのサプリを見つけてみてください。