行者ニンニクの醤油漬けとチャーハン
■行者ニンニクをいただいた
近くに山菜取りに来ていた友人が、玄関先にとってきた行者ニンニクを置いて行ってくれた。まだ若く、シャッキシャキのぷりっぷりだ(その模様は撮り忘れ)
次の日は一日仕事で加工するひまがないと思い、農作業のあと大量の餃子を焼いて疲れていたけれど、行者ニンニクの調理に取りかかった。大学生くらいまで、山菜は何となく食わず嫌いしていたから、食べること自体久しぶりで、どんな味かもあんまり想像つかなかった。
■行者ニンニク醤油漬け
とりあえずクックパッド先生の言うとおりに根元の赤い薄皮をむきまくった。100本以上あったからそれだけでなかなかに大変だった。
それから、茹でるというより湯通しする程度に熱湯にくぐらせる。そしてすぐに冷水へ。
(ここ1年くらいで、おひたしなど、葉物をゆでて食べるとき、いかに茹で時間を短く、そして余熱を残さない方がよいかを学んだ。ちゃんと茹ですぎずに出来たおひたしは最高だ)
(私にしては)丁寧に水気をとったあと、煮沸したビンに(私にしては)丁寧に行者ニンニクを詰めて、醤油と日本酒(旭川の酒造・大雪の蔵の道産米100%)を同量、行者ニンニクが浸るところまで入れて出来上がり。
写真の通り、火を通し過ぎなかったのできれいなグリーン。でもこれ、アルコール分を飛ばすわけでもないから、そのままご飯にのせて食べたりすると、しっかり飲酒になる。車でお出かけ前にはあまり食べちゃいけないやつ。
■行者ニンニクチャーハン
そんなときの(?)対策。チャーハンにして火を通し、アルコールを飛ばして食べました(笑)
チャーハンがほぼ完成してから、最後に刻んだ行者ニンニク醤油漬けを入れてもう一度さっと炒める。色がなるべく変わらないように。
行者ニンニクの醤油漬けを、そのままご飯にのせるとなかなかクセの強いものだけど、刻んでチャーハンにまばらに入れるくらいが、ほのかに香っておいしい。ニンニクともニラとも違う、独特な香り。
次は(来年は?)行者ニンニクを自分で収穫!が目標(でもクマさんこわい…)
やっぱり信じる以外に道はないのだと ~映画『怒り』
信じることで受ける傷。
疑うことで失うもの。
映画館に二度見に行って、今日はDVDで鑑賞。
どの人物が自分でもおかしくない。誰でもなり得る、誰もが通る。人との関わりの中で。
映画館で見てから、今日までの間に、「ただ自分がどう受け止めるか」で意味が変わってくるできごとがあり(そんなことはきっと今までもこれからも無数にあるんだろうね)、映画館で見た時以上に、自分に問いかけ続ける、そんな鑑賞時間となった。
信じたい。信じられない。そんな想いを何百回と行き来する。
信じない方が楽かもしれない。怒りと、憎しみが、悲しい記憶をいつか忘れさせてくれるだろう。
信じる方が幸せかもしれない。一筋の希望だけを見て進んでいける。
何度繰り返しただろうか。
あなたの言葉を、信じなければ、そこで道は途絶えるだろう。いつかのきっと遠い遠い未来の、あなたへと続く道。
信じることが、信じることだけが、生きる道しるべを無くした私の最後の希望となり、目に見えないくらい細い糸だとしても、あの40号線の、同じうろこ雲の下にいたあなたへと繋げてくれるだろう。
信じて、最後に、裏切られたとしても、かまわない。あなたの出した答えへと続く道を、昼とも夜ともつかぬ道を、終わりの日まで歩いていく。
映画 『怒り』(2016)
たんぽぽの葉の天ぷら
春の山の幸は天ぷらが似合う。(と言ってみてやっぱり夏の野菜も似合うと一人うなずく)
よもぎ、たらのめ、たんぽぽ、ふきのとう…
大学生くらいまで天ぷらにはお醤油だと思っていたけど、野菜のおいしさがグッとひきたつ調理法としての天ぷらを好きになってからは、お塩をパラパラかけて食べる天ぷらの虜になった。ササギの天ぷらとか、特に…!
今回は人生初のたんぽぽの葉の天ぷら。
ハウスの中でモコモコとやわらかそうな葉を茂らせていたのでとってきた。
(でも、たんぽぽなら生でサラダにしたり炒めたり、色々メニューは考えうるけど、あく抜きがめんどくさいっていうのが天ぷらにした一番の理由なのはナイショ…O型ですから)
食べものを手に入れるには、栽培、酪農、狩猟と、色々あるけど、採集が一番お手軽で、ありがたいよね。しかも妙な「GETだぜww」的満足感。
今はたらのめと、あさつきの芽生えを待っているとこ。