トマト電車の車窓から

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ちょくちょく気温が30℃前後になるようになった上川。ハウスでの作業は暑さとの戦いです。でも北海道のすばらしいところは湿気が少ないところ。開けられるところはすべて開け放ったハウスに通る風は、とても爽やかで暑さを冷ましてくれます。

ダラダラと汗を流しながらトマトのわき目取りと吊り直しをしている最中、風が吹いてくると、私はついついハウスのすきまから腕や顔を出します。そんなとき、私は電車に乗っているような気分になります。鉄骨と黒いバンドで仕切られた電車の「窓」。軽やかに駆け抜ける電車の車内には、涼しい風が吹き込んでくる…そんな気分になります。窓からは、となりの電車と、その中にいる野菜たちが見えたり、木々や山々が見えたりします。

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7月も中盤に近づき、我が家の敷地にたくさん植わっている栗の木は、白い花をつけました。今年も風を受けて、波のように揺れています。トマト電車の車窓からは、そんな栗の海も見渡せます。北海道、夏本番です。いちばんいい時期です。

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去年の今ころの記事です↓

asahana.hatenadiary.com